自宅締め出し
私は、よく人が5年に1回くらい経験するハプニングが
1年に5回くらい起きる人です。
なんで、そーなるの?
と思うような出来事が
ごくごく普通に私の身には降り注ぎます。
小さい頃からそうでした。
初めての乗馬で、馬が暴れて落っこちてアゴの骨が砕けたり、
友達の家の門の穴に指を突っ込んで抜けなくなってレスキュー隊が来たり、
リレーをすれば隣のでぶっちょに突き飛ばされて吹っ飛んで右手首が折れ、
ガールスカウトのキャンプでは、私の頭のど真ん中にカラスのフンが命中しました。
まぁ、そんな私なのですが
昨日はこんなハプニングがありました。
家に着き、
鍵を空け、
ドアを開け、、、
ドアを開け、、、、
あれ?
ドアが開かない、、、、。
なんで内鍵がかかってるの (-o-;) ?
誰かいるのか?
あ、お母さんか(゚-゚)!
携帯が繋がらないから勝手に来ちゃったのね。
「おかあさーん。あけてー」
・・・・・・・・・・・・・・。
「おーい。寝てるのぉー?鍵あけてよー」
・・・・・・・・・・・・・。
???????
隙間から室内を覗き見てみると
どう見ても人の気配はありません。
お母さんじゃないとすると、誰がこの内鍵を掛けたわけ??
怖い。。。。。
しばらく考えて考えて、ふと犯人に思い当たりました。
ちーとん。
お前なのかい(-_-;)?
(ニャア)
ドアの隙間からわずかに見えるちーとんは
家から締め出しをくらっているご主人様を見て
心なしか申し訳なさそうに見えました。
ここからが、戦いでした。
まずはダメ元でドアの隙間からガチャガチャやってみましたが、
当然、びくともしません。
当たり前です。
むしろこんなんで開いたらクレームです。
次にヘアゴムを使って何とかうまく引っ掛けて
開ける作戦を実行しました。
このヘアゴム。
無駄にボンボンがついていて、
それがかわいくて気に入っていましたが、
この時ばかりはこのボンボンが邪魔で無性にイライラしました。
当然失敗。
一旦ここらで諦めて友達の家に電話して今日は
泊めてもらおうかと思いましたが、
私、今携帯ないじゃーん( ̄∀ ̄)。
誰ひとり番号すらわからないことに気づきすぐに諦めました。
次に考えたこと。
ベランダからの侵入作戦。
でも、3階のベランダに行くのはかなり命知らずだし、
こんな深夜にマンションのベランダでゴソゴソやっていたら
間違いなく逮捕です。
うーん。
この辺から頭脳作戦を実施。
そういえば、よく推理小説である「密室殺人事件」での
鍵のトリックで、1度部屋を出た後で外から鍵を掛けた、という
のがあることを思い出しました。
確か、あれは、「糸」を使っていたな。。。
早速、コンビニに糸を買いに行き、本気で僅かな隙間から
手を差し込み、糸を鍵の先端に結び付け、
それを引っ張るなり、ねじるなり、半ばやけくそに
動かしてみましたが、こちらも当然びくともしませんでした。
そして、またまた考えること10分。
ついに思いつきました。
鍵の破壊。
とんかちを買いに行こう。
またまたコンビニへ。
でも、とんかちは売っていませんでした。
その代わり、ドライバーセットを買いました。
コンビニのお兄さんは深夜3時に
つい先ほど糸と針を、そして今度はドライバーセットを買いにきた
私をどう思ったのでしょうか。
でも、このドライバーに私は救われることになります。
ドアの隙間から体を斜め90度にし、
渾身の力を込めて鍵のねじを一つ一つ外すこと30分。
この姿を隣人に見られていたら間違いなく通報されたに違いありません。
ついについに、
有賀明美 VS 頑固な内鍵 に決着がつきました。
内鍵は観念したように、ポロっとドアから外れ
2時間ぶりに私は我が家へ入ることが出来たのです。
ほんとにこんなに嬉しい帰宅はありませんでした。
これが、ネジを外されの観念した様子の内鍵。
そして、これが私の命の恩人のドライバー。
そして、今朝起きたらドアの隙間に2時間も差し込んでいた
私の右手はこんなことになっていました。

もう当分ハプニングは遠慮したいと思います。






















