フジテレビ「緊急結婚特番」が放送されました。
本当の結婚式だと思っていた方、ごめんなさいm(__)m!!
「なんだ。本当の結婚式じゃないのか」
とがっかりされた方もいらしゃったかもしれませんが、
でも、決してただのどっきり企画ではないんですよ。
この番組は半分フィクション、そして半分ノンフィクションなのです。
あの小野さんや小沢さんの準備期間中のやり取りや
当日の涙は全て本物なんです。
番組のテーマは結婚式を迎える新郎新婦が
結婚準備を通じて、価値感の相違に気づき、
ぶつかり合い、
助け合い、
人生で1番大切な結婚式を迎えるところまでを
できるだけ、リアルに描きたいということ。
そのリアルな感情を出すために、私は2人を本当の新郎新婦として
ウェディングプランナーとして挙式当日までサポートする役目を任命されました。
だから、私は本当の新郎新婦と全く同じように全ての打合せを
させてもらいました。
放送時間は1時間でしたが、なんと撮影時間は計80時間、
約1ヶ月間にも及びました。
本当の新郎新婦じゃないはずなんだけど、準備が進むに連れて
どんどん深くなる2人の絆。
偽者なんだけど、本物。。
不思議なプランニングでした。
まずは、会場にお越しになったお2人に
会場の案内、そして結婚式の大切さを熱く語り、これから決めなくてはならない
スケジュールの説明、ドレス、引出物、ジュエリーのパンフレットを渡し。。。
約2時間。。
そういえば、小沢さん、「結婚式のキセキ」を見て泣いていました(゚-゚)
ジュエリーショップで2人で結婚指輪を選び、
ブライダルエステも2人で。
そして、本当に宿題をお出ししました。
「招待客リスト作成」「引出物の決定」「BGMの決定」「席次表の決定」などなど。。
あの時の小沢さんのうんざりした顔忘れられません(笑)
これらの宿題を本当に2人は一生懸命話し合いながら決めるわけですが
小沢さんの口癖は
「君に任せる」
「何でもいいよ」
よくありがちな言葉ですが、これは花嫁がマリッジブルーになってしまうきっかけとも
言えるNGワードです。
案の定、プロデューサーから電話があり、、、
「有賀さん、小野が本当に小沢の非協力的なところに泣いてしまいました。
このままではまずいので、フォローをお願いします。。」
差し出がましくも、担当プランナーとして小沢さんにこうアドバイスしました。
「小沢さん、女性は結婚式当日も大事ですが、それ以上に
自分達の結婚式を大好きな人と一緒に創り上げていく、
その過程の思い出を大切にしたいんですよ。」
小沢さんは、私の目をじーっと見てこうおっしゃいました。
「有賀さん。俺、今回のこの結婚式の準備を通して自分の嫌なところが見えてきた。
このままじゃいけないとも思った。だから、これから挽回するから見てて。」
それからの小沢さん、本当に別人のように変わりました。
4時間にも及んだドレス選びでしたが、
小野さんの5着もの試着に嫌な顔1つせずに優しくお付き合いされていました。
今までの小沢さんだったら途中で飽きてそれを表情に出していたでしょう。
そんな小沢さんの変化に小野さんも嬉しそうでした。
ドレスを仲良く選びあう様子はごく普通の新郎新婦。
私ももう普通の新郎新婦をお手伝いをする感覚になっていました。
また、実は披露宴の内容まで決まっていたんですよ。
司会は井戸田さんに、
そして乾杯は小野さんの事務所の社長さんに
余興はステージを用意して、くじ引きで芸人さんたちが即興でコントをすることに、
デザートビュッフェでは、ガーデンで小沢さんのギター演奏に合わせて
小野さんが歌うことに。
お手紙は最後まで読みたくないという小野さんでしたが、
小沢さんと説得し読むことになりました。
打合せ後には自然とお2人の口から
「あ~パーティーが楽しみになってきた」と出るくらい本気で決めました。
引出物はスプーン。
意味は「このスプーンであま~いデザートを食べて、あま~い生活を」。
引菓子は、やっぱり普通じゃつまらないでしょ、と色々こんなものを提案しました。
「あま~いはちみつ梅」
これは、かなり小沢さん食付かれました(笑)
いい!!梅干ってところが渋くていい!!と(^。^)
最終リハーサルもしっかりと行いました。
ベールアップの仕方から指輪の交換、ケーキ入刀の動きまで。
もうこの頃になるとカメラがまわっていてもまわっていなくても
ラブラブの2人。。。
心の中で「この2人本当に愛し合っているのでは、、、」と何度も思うくらい
2人の間にはこの1ヶ月を通して確実に目に見えない「絆」が生まれていました。
ここまで来たらしないわけにはいきません。
「サプライズ」
放送ではカットになってしまいましたが、実は結婚式当日2人は
こんなサプライズをお互いに仕込んでいたんですよ。
お菓子作りの得意な小野さんは、
「私の愛しい人」という意味のあるプチシューを何個も何個も
夜中につくり、小さなかわいらしいクロカンブッシュを作ってきました。
それを飾り付けして挙式前にお披露目。
「どうしたの。これ?」
「昨日ねこの1ヶ月のことを思い出しながら作ったの」
「うそ。。。」
彼女の寝不足の訳がわかった小沢さんは、
目にじわ~っと涙を浮かばせ
「ありがとう。。ほんとにありがとう。。。」
と小野さんの手をぎゅっっと握り締めていました。
私も思わずひっそりもらい泣き。。
そして、挙式の指輪の交換の時2人ともすすり泣いて
いたのにお気づきでしたか?
実は、指輪の交換の前に小沢さんからのサプライズがあったのです。
実は生まれてから一度も人の目を見て
真剣な言葉を言った事がないという小沢さん。
「あま~い」言葉を囁く小沢さんのからは想像できない程
実はシャイな方なのです。
そんな小沢さんがこの1ヶ月の感謝の気持ちを込めて
小野さんにお手紙を用意していたのです。
挙式前の控え室で一生懸命書いていました。
飾らない言葉で精一杯につづられた感動のお手紙。
小野さんの目をまっすぐ見ながら一言一言かみ締めるように読む小沢さん。
小沢さん、泣いていました。。。
小野さんの目からも涙が溢れ、指輪を持つ手が震えていました。
結婚準備の1ヶ月で、2人の間には番組の企画を超えて、
何かが生まれていました。
放送では、この部分はカットとなっていましたが、
実は撮影しているカメラマンやディレクターも
涙を堪えるのに必死だった感動的なシーンでした。
「カット!!!」という声が響いてからも涙がとまらない2人。
2人の
「これで終わりなんて嫌だね。」
「なんだか寂しい・・」
という言葉が印象的です。
影では「あの2人は本気で愛し合ってしまったのでは・・・」という声もちらほら。
この「カット!!」という言葉を聞いて、私も無性に悲しくなりました。
本当のカップルではなかったんですが、この2人のことがものすごーく好きに
なってしまい、本当にこの2人に幸せになって欲しいと思い始めていたからです。
あーあ。本当に結婚式挙げちゃえばいいのにな(-.-)
撮影終了後、小沢さんとは固い握手を、
小野さんとは抱き合って別れを惜しみました。

小野さんは、
「私が結婚する時は本当に有賀さん担当してくださいね。」
小沢さんは、
「有賀さん。絶対に幸せになれよ」
という有り難いはなむけの言葉を残して、お2人は会場を後にされました。
この番組を見て、結婚式の準備中のお2人はきっと自分達の
姿と重ねたのでないでしょうか。
でも、本当に思います。
結婚式は準備が大変で、2人でぶつかり合いながら歩み寄って
少しずつ創り上げるからこそ、それらが走馬灯のように当日よみがえって
感動的で思い出深いものになるんですよ。
どうか、皆さん結婚式までの準備期間に2人で沢山喧嘩して、沢山思いやって
最高な当日を迎えてくださいね。
そして、改めて「本当の結婚式」だと思っていた方、ごめんなさい!!